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家賃が安い時期はいつ?テナントや賃貸の家を借りるタイミングを解説

お部屋探し

大谷 哲也

筆者 大谷 哲也

不動産キャリア20年

すべてのお客様に誠実に接客すること、お問合せや依頼にはスピード感のある接客を心がけています。
前職では一般企業様の社宅取り扱いや不動産会社様向けの法人営業を長年、経験してきました。仲介業は物件オーナー様である大家様、物件管理している不動産会社様、入居希望の法人・個人のお客様などを結ぶ仕事となります。

家賃を少しでも抑えたいと考えている方にとって、「家を借りるタイミング」はとても重要なポイントです。しかし、一年の中でどの時期が安くなりやすいのか、具体的なタイミングを知っている方は意外と多くありません。この記事では、家やテナントの賃貸を検討している方に向けて、家賃が安くなりやすい時期や交渉しやすいタイミング、さらにオフシーズンならではのメリットまで分かりやすくご紹介します。お得に家探しをしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

賃貸の家賃が安くなりやすい「閑散期」のタイミング

賃貸物件の家賃や初期費用が特に安くなりやすい時期は、不動産業界でいわゆる「閑散期」と呼ばれる、5月から8月にかけてです。この期間は入居希望の方が減るため、大家さん側も空室を避けるために家賃や礼金・敷金など初期費用の交渉に応じやすくなります。さらに、不動産担当者にも時間的ゆとりがあるため、お客様の要望に丁寧に対応できる環境が整っている点もメリットです。

具体的には、5月から6月にかけて家賃が1割程度割引されるケースや、フリーレント(一定期間の家賃無料)を1~2か月獲得できる可能性が高いことが報告されています。また、この時期は引越し業者の料金も比較的安いため、引越しにかかる総費用をまとめて抑えられやすい時期です。

時期特徴メリット
5月~6月引越し需要が落ち着く時期家賃交渉がしやすい、フリーレント付与の可能性
7月~8月閑散期の後半引越し業者料金も安くなる傾向
1月・11月正月直後、秋の異動後交渉余地あり、引越し件数が少ない

このように、初夏から夏にかけての閑散期は、家賃だけでなく引越し費用も総じて安くなりやすい時期として強くおすすめできます。

オフシーズンに家賃以外で得られるメリットとは

賃貸のオフシーズン、具体的には5月〜8月は、家賃だけでなく家賃以外の費用面でも多くのメリットがあります。まず、フリーレント(一定期間家賃無料)の特典付き物件が増える時期です。これは初期費用を大きく抑えるうえ、短期的な負担軽減につながります。実際、閑散期にはフリーレント1〜2か月付きの契約が比較的多く見られます。

また、オフシーズンは不動産会社や大家さん側でも入居者を確保する必要性が高まる時期であるため、礼金や敷金、管理費といった初期費用に関する交渉も比較的通りやすくなります。交渉によりこれらの費用をカットしたり、フリーレントに変更してもらえる可能性も高まります。

加えて、オフシーズンは不動産スタッフに余裕があり、問い合わせ対応にも時間をかけてもらえる傾向が強まります。そのため、内見の調整も柔軟になり、急かされることなくじっくり検討できる環境が整っています。

さらに、入居希望者が少ない分、競争が緩くなり、物件選定に余裕ができる点も大きな魅力です。急いで申し込む必要がないため、十分に比較・検討したうえで納得のいく判断がしやすくなります。

下記の表は、オフシーズンに得られる代表的なメリットを整理したものです。

メリット 内容
フリーレント 1~2か月分の家賃が無料になり、初期費用を大幅に削減できる
初期費用の交渉 礼金・敷金・管理費などの費用を減額または免除してもらえる可能性がある
じっくり検討できる環境 問い合わせ対応に余裕があり、内見の日程調整や比較検討がしやすい

秋~冬(11月~12月上旬)の「第二の狙い目」について

秋から年末にかけては、引越しや入居の動きが一段落し、いわゆる「第二の狙い目」の時期となります。人事異動や新学期の入居等が落ち着き、賃貸需要が少なくなるため、家賃や初期費用の交渉に柔軟な大家さんが増える傾向があります。

この時期は引越し業者の料金も比較的安くなる傾向があり、引越し一括見積などで調べたところ、特に11月は料金が抑えられる傾向が確認されています。

また、11月〜12月上旬は、大家側が急いで空室を埋めたい心理も働きやすいため、礼金・敷金などの条件面の交渉もしやすい状況です。ただし、12月にかけて来年度に向けての物件探しが始まるため、家賃が下がりやすいとは限らないものの、11月には交渉の余地があることが多いです。

項目特徴
家賃交渉入居希望者が減少し、大家としては空室を早く埋めたい心理が働く
引越し費用11月は引越し業者の料金が比較的安い傾向
物件探し落ち着いた環境でじっくり検討できる

以上のように、11月~12月上旬は賃貸契約のタイミングとして、家賃や初期費用、引越し費用などの面からメリットがあります。静かな時期だからこそ、焦らずに条件を交渉しやすい環境ともいえます。

繁忙期(1月~4月)とオフシーズンとの比較で知っておくべきこと

賃貸を借りる際に、繁忙期と閑散期を比較しておくことは、快適かつお得な選択につながります。ここでは、繁忙期である1月~4月と、それ以外のオフシーズンを丁寧に比較してご紹介いたします。

まず、1月~4月は進学や就職、転勤などで引っ越し需要が集中するため、不動産業界において最も賃貸の繁忙期となります。この時期は物件がすぐに埋まりやすく、家賃交渉や初期費用の割引に応じてもらいにくい状況です 。

一方、5月以降は賃貸需要が落ち着き、閑散期に入ります。特に5月~8月は家賃交渉がしやすく、礼金や敷金などの初期費用も交渉によって軽減されることがあります 。さらに、引っ越し業者の価格も比較的安くなります 。

また秋から冬にかけて、11月~12月上旬も「第二の狙い目」とされるシーズンです。転勤などが落ち着き空室が続くことも多く、交渉に応じてもらいやすい傾向があります 。

下表は、各時期の特徴を比較したものです。ご自身の希望条件に合った時期を選ぶ参考にしてください。

時期特徴交渉しやすさ
1月~3月繁忙期、新生活・転勤シーズンで物件がすぐ埋まる難しい
5月~8月閑散期、ゆっくり検討でき、交渉しやすい高い
11月~12月上旬第二の閑散期、静かな時期で条件交渉が可能やや高い

こうして比較すると、繁忙期は選べる物件が多く一見便利に見えますが、その分、競争が激しく交渉の余地が非常に狭いことが分かります。反対に、オフシーズンでは物件数が少なくなる傾向はあるものの、不動産会社や家主との話し合いの余地が増え、慎重に選びたい方にはむしろ適した時期とも言えます。

そのため、ご自身の希望条件や予算、入居のタイミングに応じて、繁忙期よりもむしろオフシーズンを狙ってみるのが賢明な選択となります。

まとめ

賃貸の家やテナントを借りる際、家賃が安くなる時期は4月後半から8月頃の閑散期や秋から冬の静かなタイミングであることが分かりました。特に5月から6月にかけては、家賃や初期費用の交渉がしやすく、ゆとりを持った検討も可能です。また、11月から12月上旬も交渉に適した時期となっています。一方、1月から4月の繁忙期は条件交渉が難しく、物件選びも急がなくてはならない場合が多いです。時期を意識して賢く行動することで、後悔のない住まい選びにつなげることができます。





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